相棒2nd. 

第7話 『消えた死体』


ファーストシーズンの佳作の数々を彷彿とさせる話でした。派手さはないけれど、話の真相がじわじわと浮き上がってくる過程そのものを楽しむことが出来る。とても『静謐』な話。
エンドロールが出てくるちょっと前から、ラストまでの映像の流れが、ゆったりしてて、凄く良かった。やっぱり和泉演出はいいなあ。映像にはとんと疎いので、どこがいいのかはうまく言葉では説明できないんですけど、しずしずと物語が収束していく様子を切り取るのが上手だなあ、と思いながら見てました。

ツボったシーンをつらつらと。

音楽喫茶で優雅なひとときを過ごす右京さん。
私の旦那もクラシックオタクで、『来世は指揮者になりたい』って言ってるような人です。
どうしてこの手の人たちは、同じ曲なのに誰が指揮者やってるのかを聞き分けることが出来るんだろう。
ちなみに私はクラシックは全く分かりません。

そして、店内でお仲間発見。
ふと気づくと隣り合わせで音楽聴いてます。

男「こんな素敵な人と知り合いになれるなんて…」
ホモくせえっ!
もう一回言いましょうか。いや、やめておきましょう。


死体見つけて、遺書を握りつぶして逃げるダメ男。役名忘れたから、マギーでいいや。
もうこいつ、ほんとダメだわ。ここまでダメダメで感情移入が出来ないゲストキャラって珍しいなあ。カメ、こいつとマコちゃんはよりを戻さない方が彼女のためだ。復縁をすすめるなよ。
相棒では珍しく綺麗に撮られているゲストキャラの女性なのに。もったいない。

なんか、話がなかなか見えてこないなあ、と思ってたんですけど、途中まで右京さんと薫ちゃんが別行動とってたからなんですね。右京さんと薫ちゃんが交差した途端に動き出すストーリー。くー、しびれるねえ。

葬儀の形式にも詳しい鑑識。すでに右京さんの何でも屋だな。

右京「僕は、嫌いなんですよ。あなたのような人が」

いいなあ。私もこういう台詞を一度言ってみたい。というか、言ってやりたい奴が腐るほどいる(だめじゃん)。しかも右京さん、同じ台詞を二人に言ってますからね。

最後にヤミ金社長に差し入れるレコードには『for you』の文字。これもいい加減オトメな趣味よねえ。おまけにレコードを入れてた紙袋は真っ赤だし。
これじゃ誤解されるってーの(誰に、何を?)。


<2003.12.04>


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