相棒2nd. 
第6話 「殺してくれとアイツは言った」

リアルタイムで見てはいたんですけど、録画失敗して他局撮っちゃいました。がっくり。
いい加減記憶が劣化してきているのですが、これ以上忘れないうちに簡単に感想を書いておきます。間違ってること書いてたら教えてください。

私は、ネタに詰まった小説家が小説のネタにするために自作自演で事件起こして、その事件を書くことでスランプから脱出するというのが、犯人の動機かと思ってましたが、違いましたね。
奥さんを殺すための自作自演か…。もうちょっと奥さんが憎々しい感じの人だと、もちっとその動機にリアリティがあったのかなあ。

見所をいくつか箇条書きで。

・華麗な体落としを見せる右京さん。
・小野田の「暇か?」。そして当たり前のように自分でコーヒーいれてます。
・無意味に長く、雰囲気を出しまくっている、オヤジ同士の逢い引きシーンの数々(どのあたりの層を狙っているんだ一体)。
・小野田「あいつみたいな生き方は絶対に出来ない」。
 レンレンをうらやましがってるの? え〜、小野田らしくなーいい。そんな安っすい感傷にふけるようなタマか? 小野田はもっとこう、底なしの得体の知れないオーラを常時放出してなくちゃ(いったい私は小野田のことを何だと…)。

あと、なんだか、う〜〜む、と思ってしまったのが……。

私は、右京さんには完璧でいてもらいたいんですよ。彼が失敗したり間違えたりかっこ悪かったりするのは嫌なんです。というかそれを引き受けるのがカメの仕事だろうと思っているくらいで(薫ちゃんの立場って一体…)。
要するに彼には、いつでも一歩上の高みに立って、そこから俯瞰して全てを見通す存在であって欲しいという願望があるんですよ。イタいファンの身勝手な願望であることは百も承知で。

だから、最初の奥さんの目前での死を防げなかったのは百歩譲って許すとして(嫌だが)、レンレンが刺されるのも止められないって言うのは…ねえ。それがこの話のキモなのは分かるんだけど。
だったら「今は証拠はないけれど、いつかあなたを捕まえます」で別れて、右京さんと薫ちゃんの知らないところで、レンレンが刺されてfinの方が、良かったんじゃないかなあと、勝手に思っています。
だってあの終わり方では、右京さんが無能に見える(泣)。そんなのいやー。

<2003.12.01>




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