【探偵物語 第5話】  【太陽にほえろ! 第1話】


「探偵物語 第5話 夜汽車で来たあいつ」  

えーと、私は松田優作の出ているドラマだの映画を全く見たことがありませんので、変なことを言っているかもしれませんが、聞き流してください。基本的には豊さんしか目に入ってません。

放送は’79年。熱中時代の放送が’78年なので、豊さん人気がマックスの頃だと思われます。豊さんと優作さんは、私生活でも仲が良かったらしいから(凄い組み合わせだ)、こういう形での共演が可能だったのかしら。
優作さんが(多分アドリブで)「熱中時代」とぼそぼそ言ってました。二回くらい。

豊さんといえば、美声を披露したり、優作さんとダンスしたり、トルコ風呂に連れて行かれたり、半裸で逃げたり、苦痛に顔をしかめたり(え?)と、その扱いはVIP級でした。
まあ、当代二大スターの共演なわけですから(そうなんだよね?)、粗雑な扱いはできんわな。
それでシナリオライターが気を使いすぎたのかどうかは知りませんが、歯切れが悪いストーリーっつうかなんつうか。

おいおい、普通病気のゲストキャラって言うのは、最後に美しく死ぬのがお約束じゃないのか?
なんだよ、死なないのかよ。つまらん。
あらすじ読んだら、ガンに冒された男が、妹のために公金横領して逃げる、なんて書いてあったからてっきり、優作さんの腕の中でこときれるなどのサービスシーンがあるかと思って期待してたのに(サービス?)。

どうせやるなら、田村がガンで死ぬと思わせておいて、実は風邪から肺炎を併発してあっさり死んでしまいましたとか。
それくらいのパロディ精神を発揮しないでどうするよ。
それはパクリとは言わないから。今はトリビュートとかリスペクトとかオマージュとか言うから。
探偵物語は傷天を踏襲してるんでしょ? だったらそれくらいやらないと、わざわざ豊さんを引っ張り出した意味ないじゃないねえ。

<2003.3.13>



「太陽にほえろ! 第1話 マカロニ刑事登場!」

放映は’72年7月21日。傷天放映の2年前ですね。傷天前夜の二人の共演は、こういう形だったのかあ。そうかあ。
ショーケン、そのグレーとも水色とも付かない色のスーツは似合っていない。傷天の時の方が着こなしがスタイリッシュだね。今見てもかっこいいよ。

で、私が幼い頃、<太陽にほえろ>はあほみたいに再放送されてたような気がしますが、全く見た記憶がありません。
見る気自体がなかったのですが、今回初めて通して見て、その理由を思い出しました。

こんなブルドックみたいに頬に肉を付けた男が、ボスとか言われてちやほやされてるのは納得できなかったからでした。
まだ子どもだったからねえ。裕ちゃんのすごさなんて分からないよ。でも私は顔的には都知事の方が好みなんだ、ごめんね。ていうか裕ちゃん体型がなんだかなんですけど。上半身がむっちりしてるのに、下半身が変に細長い。なんじゃあ?

あとやっぱり、いきなり新人刑事に
「マカロニウエスタンみたいだな。よし今日からお前はマカロニだ」
なんて<互いにあだ名で呼び合う刑事>とか、
たかがチンピラの殺傷事件の現場にわざわざ出てくる管理職とか(普通管理職ならデスクワークだろ)
そういうありえなさを幼い頃から受け入れることが出来なかったためと思われます。
多分これからも受け入れることは出来そうにありませんが。

大体、私にとってマカロニといったら、マカロニウエスタンじゃなくて、弁当のおかずが先に頭に浮かんでしまうよ。
ショーケンじゃオカズにならないなあ(下品だ、下品)
じゃあ誰ならなるのかという野暮なツッコミはしないように。

それで、オカズじゃなくて豊さんについてですが(やめなさいって)、
見た瞬間椅子ごと後ろにひっくり返りそうになりました。
長髪ーーー? こんなの初めてみたよ。
そりゃ私は、オールバックは老けて見えるからあまり好きじゃないとはいったが、あんなヒッピーみたいな髪型ならいいとも言っていない。
ああびっくりした、びっくりした。
あんな時代もあったのね。

<2003.3.13>




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