相棒2nd. 

第11話 『秘書がやりました』

面白かったです。輿水さんの権力嫌いっぷりがよく出ていて(笑)。さすがテ●朝。
前半の本格ミステリっぽい展開がかっこよかった。
そして凄まじくいぢわるな右京さんのSっぷりも。
一度画面からフェイドアウトしたのに、「あと、もう一つだけ」ってすいーっと戻ってくる右京さんとか、イタミンに「なんでいるんだよ」って言われて「気にするな」で後ろを向く特命係の図に笑わせていただきました。
間がいいんだよね。間が。

犯人は視聴者には明かされている。問題は『動機』。
何故彼は秘書達に焼かれてバラバラ死体にされなくてはならなかったのか?

ということでしたので、不詳私めもいろいろと推理を繰り広げながら見てみました。

右京さんと薫ちゃんと鑑識君と3人で、自然死に見える殺人(水につけるとか、ホラー映画を見せるとか)談義をしている場面。
あー、これはプロバビリティの殺人なのか?

分かった。バイ●グラだ。この女秘書が議員にバ●アグラ飲まして、「ねえセンセ、もう一回」とかで無理無理な運動させて、血圧上げて、クモ膜下出血とか心臓発作起こさせて殺したんだ。

---これは3話の『凶器はイカ』以来のバカミステリですか?
午後9時台にやるには下品過ぎなので却下。
特命は特命でも『特命係長・只野仁』でならOKかもしれませんが。

議員の妻が「あの男は女好きだった」と言うシーン。

分かった。やっぱり腹上死は腹上死なんだ。だけどナニがアソコから抜けなくなって、パニックになった秘書連中が思わずちょんぎっちゃって、それをごまかすために死体をバラバラにしてさらに焼いたんだ。木は森に隠せってやつだな(そうかな?)。

---ゴリゴリの本格推理小説だったら意外といけそうだけど…。少なくとも遺体をバラバラにして焼いたことの理由としてはいいんだけど…。
なにしろ午後9時台のテレビドラマだしねえ。
あと、このネタでやるんだったら、死体をもっと細かく刻まないと、隠したいのは局部だってことをごまかせないね。5分割くらいでは、おおざっぱすぎる。
だめか。

まあ結局は死体を傷つけることで、正義のために死した聖職者に祭り上げることが目的だったんだけど…。
だったら別に死体焼いたり切ったりなんて面倒くさいことをせずとも、首だけ切って議員会館の前にでも置いておけばいいんじゃないかなあ。
とも思ったのですが、考えてみたら『自然死』であることも隠さなくてはならなかったんだから、だったら死因が特定できないような工作が必要なのか。そうかそうか。

ただなあ。冒頭20分の知的遊戯としての推理風景がとても面白かったので、そのまま最後までやってくれないかなあ、と思っていたので、そのあたりはちょっと肩すかしだったかも。
と、勝手に結論を出して終わる。

<2004.01.08>

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